公立小1の英語教育の実際は?
2020年から小学校の英語教育が変わると言われていますが、
現在公立小1年の兄のクラスでは、8割くらいの子が英語を習っています。
まさに英語教育の格差が、既に浮き彫りです。
クラスの8割が英語を習っているという事実
小1のはじめの保護者会の時に、一人の保護者の方が「英語教育について」の話をされました。
どう進めれば良いか、皆はどうしてますか?みたいな感じです。
すると、8割の方が何かしらの英語教育をしているという結果でした。
小1でも英語授業あり
公立小の1年生の兄のクラスでは、もう英語の授業があります。
お友達の学校でも、1年生で英語の授業がある所が多いです。
ですが、必修ではないので学校によるようです。
また、必修科目では無いので成績はつきません。
内容は、ALTの先生(ネイティブ/米国人)が1時間オールイングリッシュで進めてくれます。
勉強というよりも、ゲームやアクティビティが中心です。
英語格差を感じた参観日
9月頃の保護者参観日で、英語の授業を見る事ができました。
まず、自分で名前(英語)を書き、胸に貼ります。
この時点で名前が書けない子は数人レベル。(かなり目立つ)
先生の問いかけに対し、英語で答える。
How is the weather today?
How are you?
…など、簡単なものですが時には一人ずつピックアップされて会話していました。
兄曰く、中には曇りでも雨でも Sunny!で通すツワモノもいるそうです。
それで笑いがおきるらしい。
でもこの笑いも、解らない子は解らないですよね。
フリートークが終わると、ゲーム開始。
この日は英語でのしりとり。
黒板にスペルを先生が書いて進めます。
単語を知らないと答えられないですし、英語に慣れる、というレベルより一歩上な気がします。
習っている子は何をやっている?
これも保護者会で話題にあがりました。
多かったのは、Challenge English。
タブレットで受講可能で、オンラインの会話レッスンもついています。
難易度は高くないそうです。
次に多かったのは公文。
定番ですね。
兄は算・国の二教科ですが、お友達には英語のみで通っている子もいます。
英検に強いと聞きますが、リスニング対策はご自分でやってくださいと言われた方もいました。
算数も応用や図形は自分で、って感じなので…公文だけで全てをカバーするのは難しい印象です。
まぁ、個別指導塾では無いですしね。
その次が通学型スクール。
我が家もここにあてはまります。
シェーン、アミティ、GABA、イーオンなどいました。
オンライン英会話や、DWEはいませんでしたが、発言していないだけかもしれないです。
英検などの進捗は?
やはり皆さん気になるのは英検などの進捗状況。
いつ受けさせる、そもそも受けさせる?など。
小学校自体は、小6までに英検ジュニアのシルバーまで全員に挑戦させると言っていました。
必修授業になってから宿題とか出るんでしょうか。
シルバーレベルでも家庭学習が無いと難しいと思いますが…。
すでに英検ジュニアをクリアしている方は受けなくて良いそうです。
必修化になったら、このあたりも成績判定材料になるんでしょうか…?
公文に通っている子が一人英検5級取得済でした。
英検ジュニアシルバー90%クリアが、我が家のみ。
英検ブロンズ挑戦中が5~6人いたかな。
Challenge Englishの方は英検ジュニアを知らない方が多かったです。
あまり将来的な英検などは視野に入っていない教材なのかな?
英語教育格差は大きい
私は参観で、英語教育格差は大きいなと感じました。
これは英才教育がどうとか、英語がペラペラとかバイリンガルレベルとか、
上のレベルの子に対してのものではないです。
もうすでに、習っていない子は授業に入り込めない状況だったんです。
皆が何で笑っているのかもわからないし、そもそもハローは言えても次が続かない。
周りの子と自分を比べてしまい、発言数が減る。
下を向いている子もいました。(担任の先生がフォローしていましたが)
英語に対しての苦手意識は確実に持ってしまいますよね。
英語はすでに必須の科目
英語は数日でマスターできるものではないですし、「勉強」になる前に取り組む事が大事だと改めて感じました。
「楽しく」身につける。
それには時間が必要です。
必修教科になってからじゃ間に合いません。
我が家が毎日取り組んでいるものは大きく分けて3つ。
- 国語、算数などの家庭学習
- 英語の家庭学習
- ピアノの練習(ヤマハ)
英語の家庭学習については、アミティの宿題と英検ジュニア・ゴールドのオンラインドリルです。
が、こちらもオンライン英会話を試している段階で、見直し中です。
また記事にします。