東進・四谷大塚の全国統一オンライン講座(新小1)
東進ハイスクールと四谷大塚が行う全国統一オンライン講座を受講してみました。
全国統一オンライン講座って?
全国統一オンライン講座とは、コロナ禍で学習面に不安を抱える家庭が多い中で
東進と四谷大塚が打ち出したオンライン動画配信講座です。
週2回の無料講座を1年間受けることができます。
顧客獲得のチャンスですね。
教科は算数のみ、です。
本家本元・四谷大塚と比較して
四谷大塚のリトルクラブ、通信クラブ、通塾生と比較してみました。
四谷大塚の特徴といったら予習シリーズです。
その内容を単元ごとに詳しく動画解説してくれるサービスが予習ナビというものです。
算数であれば、大問1、演習(PCやタブレット上で答える)、大問2、演習…といった形で10分×4くらいが1回分です。
通塾組は、授業で習う内容ですので基本的には使用しません。
(予習復習で見ている人もいるのかも…)
授業を休んだ時や、コロナ禍により通塾できない今は使用しています。
今回の全国オンライン講座新4年のカリキュラムを見てみると
新4年生1回目は「大きな数のしくみ」となっています。
兆まで出てくる内容ですね。
これは本家本元の四谷大塚の中受生たちのカリキュラムとは全く異なります。
新4年進級時は「掛け算と割り算」、そして今は「正方形と長方形(周りの長さと面積)」の単元に取り組んでいます。
別途取り組むオンライン問題は、個人によって内容が違いますが…
大半の子は分数×整数の掛け算、割り算だそうです。
仮分数、帯分数とかも出てきています。
ですので、全国オンライン講座は特別に作成された一般向けの動画…なのではないでしょうか。
ちなみに四谷大塚生は、全国オンライン講座の受講不可です。
まぁ、受ける意味も無いですし…。
全国オンライン講座の内容が簡単すぎるから、イコール四谷大塚も簡単。
イコール中受も簡単。
…とは思わないでほしいです…。
取り組んでいる内容の難易度は、全く違います…。
受講はタブレットで
受講はPCかタブレットですが、我が家はi padにしました。
ブラウザでログインして、自動アプリ立ちあがっての動画授業は予習ナビと変わりません。
動画受講アプリのみ、ダウンロード必須です。
このアプリは単体では使えないので、注意してください。
受講開始時間に取り組みましたが、何の問題も無く繋がりました。
ただ、UIは全く異なっていて使い辛いです。
東進の方のUIなのかもしれないですね。
いざ、受講(新小1)
新小1の娘に、全国統一オンライン講座を申し込みしてみました。
飛び級は出来ない様で、第一回の内容は「5までのかず」。
現在娘は二ケタの繰り下がりの引き算まではマスターしています。
簡単すぎるかな?どうかな?と心配しながらのスタート。
動画の先生は、恐らく予習ナビの先生でしょうね。
話し方がそんな感じでした。
親では適当に流してしまいがちな数字の書き方、数え方も丁寧に教えてくれます。
娘は、フンフンと頷きながらしっかり受講していました。
途中でダウンロードしたプリントにも取り組みます。
第一回は全部で50分くらいの内容でした。
思っていたよりも長いし、しっかりしていました!
受講後は確認テストです。
マークシート式なのですが、これがもうとんでもなく使い辛かった…
予習ナビの演習問題形式にすれば良いのに…
全国オンライン講座は有り!
内容は問題無し。
家庭学習に「有り!」だと思います。
今年度の新小1の子の大半は、まだ授業を1日も受けていません。
入学式すらなかった子達もいます。
「5までのかず」は簡単すぎて余裕~って子も多いでしょう。
でも、だからといって動画視聴中にダラダラとした姿勢で聞いたり、「わかってる~」とか言っちゃう子がいたら要注意です。
正直なところ、学級崩壊危険分子に成り得ます。
オンラインで、親が近くにいるからこそ。
授業を聞く姿勢を学ぶためには、とても良い機会かなと思います。
娘は、通信教材はまなびWithをやっていますが…
1年間全国オンライン講座も受講していきたいと思います。